昨年の10月下旬頃だったか、夫の祖父から繋いでいるソラマメとは別に、イタリア野菜のファーべ(Fava)をもとに国内の種苗会社から販売された「ポポロ」の種蒔きをしました。
その少し前、お気に入りの農業新聞のふくだ流の記事を読んで誘惑され、早速タネをネットで購入しました。
どんなことに誘惑されたかというと、このポポロは一つの莢が25〜30cmで6粒位入っていて、糖度が高く生でも食べられるというもの。
そら豆を生で?
莢がそんなに長いの?
6粒も入っているの?
これはもう、やってみるしかない!!
という訳です。
いつもは直播きするところですが、種袋に書いてある通りにポット播きをしました。
定植してしばらくした12月の中頃、種袋を見て本葉4枚の頃摘芯するとあるのだけれど、躊躇して摘芯できずにいました。
生長点にアブラムシがぎっしり⁈
いつもソラマメでは摘芯していなかったからというのと、これから寒くなるのに摘芯して良いのだろうか…と悩み、義父やら自然農法仲間にも相談して、まずは半分だけやってみることにしました。
苗の生長点にアブラムシがつき始めたのを見つけて、何かしようと思ってはやめ、思ってはやっぱりそのままにと何もせず…。
今シーズンの冬は去年よりも寒いです。
葉が黒くなってきていたので、12月の末に不織布とビニールトンネルをかけることにしました。
寒さに当たらず、少し元気そうになった1月に半分の畝だけまずは生長点をカットしました。
様子を見ていると、側枝がどんどんと出てきているとわかったので2月に入ってからもう半分の摘芯を行いました。
そら豆の苗がひと回り大きくなったような感じです。
側枝が出てきたからなのでしょうか?
もう少し暖かくなったら、トンネルを外します。
生長点にたくさん集まっていたアブラムシは、主枝の生長点をカットしたのでいなくなりました。
だけれど、おそらく側枝の生長点にまた集まってくるのだろうなぁと予想しながら、側枝が伸びていくいく姿を想像して楽しみで仕方がないです。