六条大麦を栽培始めたのは2017年11月からでした。
肥沃ではない畑で、草もあまり生えない所で、自然農法で六条大麦はなかなか良く成長してくれませんでした。
けれども毎年毎年少しずつ変化し、今年2021年の収量はよかったように思います。(まだ全て脱穀終えていないので。)
11月に種まきし、翌年の6月に収穫までの約6ヶ月くらいの間に少しずつ大きくなる姿は毎年見ても飽きません。
12月1月の2回、寒い中で麦踏みをします。
春になると穂が出始め、春の光に輝いて柔らかい黄緑色の穂が風に揺れる姿は畑に寝っ転がっていつまでも見ていたくなります。
次第に黄色い穂に変化していく様子や黄金色に輝く麦穂は周りの木々が葉を緑色に茂らせている中で際立って輝いています。
夕陽に当たる黄金色の麦穂が綺麗で大好きな光景です。
脱穀機がない中で、毎年手作業で気が遠くなるように感じながらも脱穀をし、出来るだけゴミを取り除き、焙煎して麦茶を飲んだ時は達成感を感じます。
この種蒔きから収穫、そして焙煎して麦茶を頂くという事はなんて贅沢な事だろう!
周りには半ば呆れられている中で私はこの美味しさを誰かに伝えてひろげていけたらとずっと考えていました。
横浜で農薬や化学肥料不使用の麦茶、ウフフ❤︎
今年で5年目になります。
毎年身体に負担が少ないやり方はないかと考えながらやっていますが、作業がシンプルですから、大した工夫はないのかもしれません。
11月11日、生産者仲間のさわだ ファームの畑に六条大麦の種蒔きの指導に伺いました。
さわださんのお家では一年中麦茶を飲んだり焼酎割りしていらっしゃるようで、やってみたいと言ってくださったのです♪
(嬉しいです。)
新しく借りた畑ということで、どれだけうまく栽培出来るか分からないけれど、大麦だから多少は育ってくれるだろうと勝手に思い計画してきました。
前々日に大雨が降って流れてしまったところがあったので、平にするところからの作業となり、播種する場所、播種、覆土&踏む、という作業は3時間で終了しました。
まずは発芽してくれるまで、ドキドキですが楽しみでもあります。
これから1段階の約6ヶ月間、生長過程をしっかり見ていきたいと思います。
うーん、でもやっぱり発芽するまで心配だなぁ。ちゃんと発芽しますように!!